〔005〕三川山 (888m)
2004年04月24日
シャクナゲの花は少ないがツツジ、イワカガミ、タムシバが満開となっており、急登を過ぎてからは雑木林の新緑の美しさに目を奪われる。
”山頂まで700m”の標識が出てくる頃には残雪が現れる様になり、標高は低くてもさすが日本海側の山を感じさせてくれる。
今日はペースメーカが参加していたので山頂までは2時間を要すゆっくりハイキングとなり、これもたまには良いものだの感じ。山頂からは杉木立の僅かな隙間から日本海が望める程度で、周りには電波設備が沢山あり殺風景、季節外れの寒波が入り気温は10℃、風がありTシャツでは寒い。
奥の院コースから下る、訪れる人は少ないのかササヤブの道は踏み跡がはっきりしない、前回、真夏に訪れた時にはクモの巣で苦労したものであるが、この季節はほとんど皆無で快適に歩ける。
急斜面に差し掛かるとシャクナゲが多くなり、シャクナゲコースよりも花数が多く、花色が美しく、ツツジ、タムシバも奥の院コースの方が俄然多い。下りもゆっくりペースで1時間40分で下山を終える。
前回の2001年08月の三川山。
シャクナゲの花は思った程は咲いていなかったが、新緑の登山道はなんとも言えないすがすがしさを感じた。
荒廃した登山道、踏み跡の薄さは阪神間から一番遠い山のせいか、訪れる人が少ない感じであり、シャクナゲシーズンである今日も我々以外の登山者は居なかった。